わざわざ記事にするほどの値打ちもないのですが、主にTVやネット上で、「70歳代の人間が反対したから、他の全世代の意思に反して、”都構想”が否決された!」と、元々「都構想」の内容も理解せぬままコメントしていた人が、算数レベルでもおかしいことを言…
「都構想」の案の内容をイメージにスリ換えて誤解させ、現在の大阪市・大阪府の課題の原因を単純化し誤解させ、多くの市民に対して「姿勢に対する期待」を抱かせ対立を煽った橋下氏とマスコミの責任は大きいでしょう。 「都構想の案」の内容の検証・報道の検…
1)特別設置後の「大阪のすがた」について・今のままの場所で、5区の職員が混ざって仕事する「相部屋・仮配置」。(仮移転は無理) ・5つの全ての区が新庁舎用意するまで、「北区」も相部屋のまま2)いつ頃、「5区相部屋・仮住まい」は、解消できるのか…
要点1)明らかなウソ「4000億円」 ~ 吹っ飛んだ「粗い試算」「相当の幅」の前提2)「大阪府への統合」によりお金が生まれる、というウソ3)お金・職員数が足りないので、「今の住民サービス」は維持されない4)「財政調整制度」「協定書」はお金の…
緊急のお願いもし「とにかく改革で2700億円・4000億円もお金が使えるそうやから大丈夫!」と軽く思っておられる方は、まず、(3) 都構想「協定書」や2700億円の「楽観的すぎる仮定」について (←クリック)をご覧ください。「大阪府市大都市局の…
緊急のお願いもし「とにかく改革で2700億円・4000億円もお金が使えるそうやから大丈夫!」と軽く思っておられる方は、まず、(3) 都構想「協定書」や2700億円の「楽観的すぎる仮定」について (←クリック)をご覧ください。「大阪府市大都市局の…
1)調整ロスや分割コストが増大するはず、という公式の指摘 大阪市を5つの区に分けて、各々の庁舎・施設で各々の区長・区議会の判断に従って仕事をし、各々が独自の利害によって意見や意思決定をする、という「都構想」。なのに、「より多くのコスト」や「…
要点1)4000億円は、「5区」の楽観的な2700億円に大阪府の「粗い試算」を足しただけのお金 (アテにしてよい、と住民投票を前に市民に言える金ではない)2)「ムダの解消で生まれるお金 4000億円」は、5区と同じくウソ3)「みなさんが使え…
橋下市長の説明の「ムダの解消で生まれるお金2700億円 」の内、 ・750億円は、借金と資産処分(貯金と土地) ・残りの大半は「楽観的すぎる仮定」に基づく「粗い試算」にすぎない 1)税収が拡大 と仮定2)「貯金消費」「借金」「資産の食いつぶし」…
(2)今の大阪市から、大阪府に移る「仕事」 大阪市がやっていた仕事の一部は、大阪府がやるようになります。どんな仕事が大阪府に移るか、と言うと、 「今までは大都市(政令市)だからやってた仕事」「特別区に分けるのは不適当」または「他の市町村の範囲…
2.協定書の内容 (1)5つの特別区をつくるって? ①そもそも「特別区」って何?協定書の「特別区」は、今の大阪市の24の「区」とは、全く別のものです。 1)今の大阪市と24の「区」 今の大阪市は「政令指定都市」といって、大都市ならではの自治体です。…
今回の住民投票では、5つの点が大きな特徴です。 (1)「大阪市の廃止」「特別区の設置」そして「そのやり方」の賛否を決める投票(2)「宣伝文句」や「スローガン」を選ぶのではありません(3)「楽観的すぎる仮定」に、用心が必要(4)投票用紙には、「大阪市の廃…